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通信 *アッペティトーソとは、イタリア語で食欲をそそる、おいしそうなという意。 |
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アッペティトーソ通信の更新を簡単にするために、ブログを2004年暮れから始めました。 |
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■3泊4日台北・食い倒れの旅。心配していた台風もなく最高でした〜 /2003.10.1 |
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前回の更新から2ヶ月も立ってしまいました。予定では月1〜2回の更新でしたが、仕事や何やら忙しくなりのびのびになってしまいました。 3泊4日の短い旅ですが、2年ぶりの海外という事で、わくわくしながら台湾に行ってきました。今回はいつもの1人旅でなく、同居人との2人旅です。 何故台湾かですが、近場でお互い未訪問地、食い倒れが出来、温泉があるからです。他に韓国・香港・ベトナムが候補にあがりましたが、日程と合う一番割安なフリーのパッケージツアーが台湾だったのです。 サイトで安いパッケージを探しまくり、マップツアーの「台北フリー4日間」に決定しました。キャリアはキャセイ・パシフィック、宿は指定で地下鉄駅から近い富都大飯店(フォーチュナホテル)です。 このツアーの申し込み時に、2日目の自由行動日をオプションの市内観光(昼食付き・無料)に選択するか聞かれました。団体行動や強制ショッピングに引きずり回されるのが嫌なので、”団体観光”にはまったく関心ありませんでしたが、今回は滞在日数が短いし無料なので考えました。理由は、一度故宮博物館は見ておきたい・二度と行かないであろう名所巡りを効率的に済ませられる・街の概要をチェックできるです。悩んだ末、参加することにしました。 台湾と決まり燃えてきました。大好きな小龍包が思い切り食べられるのです。どうして東京・横浜のレストランは、飲茶がこんなに高いのでしょう。サンフランシスコのチャイナタウンみたいに安くて美味しい飲茶屋さんがあれば、がんがん通うのですが、、、もし、どなたかリーズナブルで美味しい小龍包のお店を知っていれば教えてください。 さて、食い倒れの台北の旅。到着の夜から帰国日まで、早朝から夜中まで食堂や屋台で、台菜・麺・飲茶を食べまくりました。うまい店は足で探すを基本に、地元人に聞いたりしながら主にホテルから歩いていける範囲を散策。森林北路の錦州街界隈と農安街界隈で超まいう〜な店を見つけましたよ。もちろん、ガイドブックには載ってない無名(?)の店です。 |
中でも一番のヒットは、帰国日の朝、農安街のファーストフード風食堂で食べた小龍包!店員は下町のいい味出しているおばちゃん達ながら、その味はディンタイフォンに勝るとも劣らぬ美味さ! 皮の薄さと見た目の美しさではディンタイフォンが一枚上ですが、60元という安さに行列待ちもなく、店内の慌ただしさもなくのんびり食べられるこの店に感動。台北ナンバー1の小龍包に決定しました。 烏来散策に行き来ました。バスで台北を脱出し、トロッコ電車とロープウェイを乗り継ぎ、長い階段をはぁはぁ息を切らし上ると、そこには何故か遊園地が。その名も「雲仙楽園」。乗り物やアトラクションはかなりの年代物。20〜30年前の日本の遊園地にタイムスリップした感じ。ベンチに座り缶ビールを飲み休憩。こんな山の上によく作ったなぁ〜と感心でした。 烏来の温泉街に戻り、行きに目をつけていた食堂に入りました。店先に並んだ新鮮な野菜を選び、料理法を伝え注文。3種類の野菜の炒めをオーダー。味付けが全てにんにく塩味で、単調でしたが美味かったです。 そして、お目当ての温泉です。多数の旅館や立ち寄り湯はあるのですが、値段の割に魅力的でなかったので入浴はパスしました。烏来は風情のあるひなびた観光地と勝手に想像していたので、沢山の土産物屋・食堂の呼び込み、観光客の喧噪にがっかりでした。烏来で温泉を逃したので、次の温泉候補地・新北投へバス・MTRを乗り継いで移動。 新北投公園露天温泉は最高です。水着着用の男女混浴で温度の違う5つの露天風呂があり、お湯は硫黄が強い無色透明。あせもや虫さされであちこちが痒かったのですが、痒みが一気になくなりました。台北市街から近いし、入浴料は安いし、新北投の露天温泉はかなりお奨めです! 夜市でも売っていましたが、水着を忘れずに。 北海道や九州の温泉もいいですが、数万円プラスしての台湾温泉の旅、「お気に入り」に登録しました。すっかり台湾にはまった私達は、SARS の影響がなければ来春前にまた来ようと決めたのでした。。。 |
■江戸開府400年記念「ソバリエ」認定講座受講記 「江戸ソバリエ」〜 /2003.9.7 |
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「江戸ソバリエ」とは? 2003年(平成15年)は、江戸に幕府が開かれた1603年から、ちょうど400年目の佳節にあたります。東京都では江戸幕府400年を記念して各種事業・イベントが行われています。 事業・イベントの統一テーマは、「江戸東京400年の魅力の再発見と未来への創造」。地域、企業、民間団体等が主体となって行政と連携しながら、創意工夫を凝らした事業を展開し、元気な東京そして首都圏を再生しようという主旨です。 その中で NPO 神田雑学大学では、江戸の町人文化のひとつ”蕎麦”を通して日本の食文化・自立的な魂を見つめ直そうと、江戸蕎麦の”通”「ソバリエ」を養成する講座を開講しました。 江戸ソバリエ認定講座は、舌学(食べ歩き)、耳学(そば粉・道具・汁・薬味・食文化の聴講)、手学(蕎麦打ち実技)、脳学(レポート)の4つから構成されています。 8/9・8/23 の 2回に渡り、耳学(講義)として千代田区外神田にある昌平小学校の多目的室で、受講してきました。1テーマ90分間の講義で、講師によりスライドや豊富なデータを紹介し、江戸の文献の解釈あり、時には笑いありの大変密度の濃い内容でした。ここでくわしく紹介したいのはやまやまですが、講義の性質上無理ですので、興味のある方は「江戸ソバリエ」認定事業にお問い合わせてみてください。 |
『テーマと講師の方々』 ●そば粉:久津間製粉(株)社長・久津間さん ●食器とそば打ち道具:塗師・笠川さん ●江戸そば切り:元有楽町更科・藤村さん ●薬味:香辛道宗家辛子家・石川さん ●世界の麺文化:(株)イナサワ社長・稲沢さん ●日本の食文化とそば:早稲田大学名誉教授・高瀬さん 9/6 に手学(実技)として蕎麦打ち体験をしました。場所は同じく昌平小学校の家庭科室。受講者は蕎麦打ち未経験からプロの方まで様々。最初に講師の斎藤さんの手本を見てから、約30名の受講者が二人一組のグループになり、講師達の指導を受けながら水回しから練り・へそ出し・延し・切りまで行いました。 今回は初心者に合わせ「楽しく打とう」という主旨で、高度な内容ではなかったですが、一番大事な「水回し」をかなり時間をかけて行うなど独学で学んだ私にはとても有意義でした。今回用意されたそば粉は北海道の新そばで、初心者でも打ちやすいように、そば粉3:小麦粉1の割合です。合わせ粉を嗅ぐと香りがなく、あれっ?でしたが、加水した途端にそばの繊細で芳醇な香りがふわっと立ち上がったのには感動。 蕎麦を打つのは10年近くぶりなのでちゃんと出来るか不安でしたが、講師のアドバイスもあり、まあまあ満足の蕎麦が打てました。講師の方々、実行委員会の方々に感謝です。 江戸開府400年事業推進協議会公式サイト 神田雑学大学「江戸ソバリエ」認定事業 |
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