Tips for wandering - basic - 01

『旅のちょっとした小技-tips』

●ぼんやり過ごす●
駅などで過ごすさまざまな待ち時間。これがけっこう長い。主要都市の駅(鉄道)は、切符を買うのも質問するのも整理券を取って待たなくてはならない。バルセロナではイタリア行き夜行寝台・切符を買うのに全部で2時間もかかった。長距離移動時は、切符は早めに購入しておくのをお勧めします。私は前日に購入したので、乗車には問題なかった。
また、分単位で運行される日本と違い、ヨーロッパでは列車の遅れは日常茶飯事。何時間も待たされる事もしばしば。ローカル線を乗り継ぐ予定が大きくずれ、はるか手前で一泊するはめにという事もあった。(それも良い思い出になるのだけど)
通常は出来れば避けたいのが、この待ち時間ではないだろうか。予定外のぽっかりあいた暇な時間を有効に使うtips。
それは、何もしないこと。ベンチに座りぼんやりと景色や人々を眺めてみるのです。
最初は、家族や恋人のことを考えたり、 旅の足跡を交錯したり、または人生について考えたり、とにかく腰を下ろしリラックスするのです。
慣れてくると"無"のまま時が過ぎている事に気が付くでしょう。 そうなれば、もう待ち時間の達人。
頭も体と同じように休息は必要です。疲れていた頭に"冴え"が戻り、冷静な判断が出来るようになります。
それでも時間を持て余す時は、本を読んだり、日記を書いたり、家族や恋人・友人に絵はがきを書いたりしてはいかがでしょうか。 素直な感情が文章に表れ、素敵な絵はがきになるかも知れません。

●郷に従え●
電車の遅れ、駅窓口・レストランなどで応対者の怠慢で横柄な対応や、理不尽な状況に苛立つ事はよくあります。暑さと疲れのせいで余計いらいらするかも知れません。
しかし、その度に腹を立ててはせっかくの楽しい旅がストレスの旅になってしまいます。日本での常識・価値観を捨て、その国の流儀を受け入れましょう。 "こういうもんだ"と思うと不思議と苛立ったり、トラブルに遭う事も減っていきます。

●疑問●
旅先では分からない事がいっぱいです。
例えば駅の疑問。駅は何処? どの窓口に並べばいい? この列車に空席はある? 2等と1等の料金差は? クレジットカードは使える? ホームは何番線? 食堂車はある? 自分のベットは中段? などなど。
ガイドブックで調べたり、あちこち探し回って自力で解決出来れば一番ですが、ガイドブックの誤った情報で余計な体力と時間と、思わぬ出費や誤解(時には危険)を招く事もあるでしょう。
あれこれ悩むのもいい経験ですが、 躊躇せずに周りの人に聞いちゃたほうが楽ちんです。よほど急いでいる人以外は、親切に教えてくれます。(大学生ぐらいの年代は英語が通じる確率高し。)
おまけのTips。「今日は(今晩は)」「ありがとう」ぐらいはその国の言葉(方言ならなおグッド♪)を使いましょう。 異国の人間がたどたどしくても自国の言葉を話すというのは嬉しいものです。交流は挨拶から始まります。思わぬ情報・出会いが生まれる事もありますよ。
勇気を出して、こんにちは〜です。

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