スペインからのフェリーから降りると、そこはアフリカだった。港から市街まではけっこう歩く。貧しい人々は旅行者特に日本人を見ると次から次へとたかろうとする。
英語は通じず、アラブ語・フランス語は分からない。ガイドブックも地図も無く来たのは無茶だったかも知れない。フェズに住む現地人に言われるほどタンジェールはかなりガラ悪し。犯罪が多いらしい。避けたほうが無難。
フェズへは往路はバス、復路は鉄道にしたバスは安いが7時間も狭い車内に閉じこめられるのはたまらない。しかも暑い。タンジェール駅は町からかなり離れているのでタクシーを利用。もちろん他のバックパッカーと乗り合い。
モロッコで知っている地名はカサブランカとこのフェズ・カサブランカは何も見るところがないと言われ,フェズにした。
フェズのバスターミナルのスタッフは最悪。フェズには鉄道がおすすめ。7〜8世紀のメディナ(市街)が観光の目玉らしい。
綺麗な英語を話すガイドを紹介してもらい、細い路地裏が迷路になっているメディナを歩く。不快な思いを多々経験したが、いい出逢いもあったので良しとする。
物価が安いので、治安と衛生面も考え初めて星付き(2つ星)のホテルに泊まる。綺麗な部屋と安くて豪華な朝食に一般旅行者気分に浸る。帰りは列車(1等車〜)にする。
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