パリ → バスク地方 → ピレネー → スペイン →
→ ポルトガル → モロッコ
PARIS - BASQUE - SPAIN - PORTUGAL -
MOROCCO -02

旅の起点はパリ。
1泊後スペイン・バスク地方のムトゥリク村に向かう。9年前英国留学中、意気投合した親友ヨセバ宅に1ヶ月居候させてもらう。

◆ムトゥリク村は人口5000人の小さな村だが、夏の観光シーズンには4倍になる。小さな港とビーチ・石畳の路地裏・自然豊かな山が広がる。本当に美しい。

◆教会前の広場は町の中心で、数軒並ぶバール(バー)は朝から真夜中までに老若男女が集まり時を楽しんでいる。

◆村人は本当にフレンドリー。ヨセバに教わった片言のバスク語と英語を交え、バール、散歩中、買い物中など地元人との交流を楽しんだ。

◆日中ビーチ前にあるバール(浜茶屋)に行って冷えたワインとオリーブを友に読書と昼寝三昧。

◆5日間ぶっとおし朝まで飲み続くムトゥリク村の狂乱の夏祭り。

◆ヨセバの娘達を連れ4000メートル級の山々がそびえるピレネーにキャンプ&トレッキングに行った。街にはあれほどいた日本人は皆無だった。ヨーロッパの夏山は本当に感動的だった。

◆バスクの国技「ペロタ」にはまった。原始人が暮らしていた洞窟を見た。素朴だがとても美味いバスク料理を味わった。素晴らしきバスクの夏を心ゆくまで堪能した。 南フランス・ポーに留学している友人に会いに行った。そのままピレネー沿いに東へ移動、地中海にぶつかると南下、スペイン・バルセロナへ向かった。

◆バルセロナは観光客の多さに閉口。宿探しに苦労したが個性的な建築物・ピカソ美術館を始め多くの画廊、美味しいカタルーニャ料理、大好きな海に魅せられた。本気で住む事を考えた。

◆首都マドリード。生まれも育ちもマドリードである留学時代の友人と再会を果たした。彼は結婚し赤ちゃんがいた。プラドを始めひたすら美術館巡りをした。

◆ポルトガルの首都リスボンはとても素敵な街だ。1週間同じ宿にステイし近郊も回った。ファドに聞き惚れた。首都とは思えない素朴さが心地よかった。

◆ポルトガル南岸の小さな町。レンタ・バイクを借り炎天下の中サイクリングした。

◆スペイン、憧れのアンダルシアではフラメンコに魅せられた。若ければ間違いなくギタリストを目指しただろう。

◆勢いで渡ったモロッコ。地図がなくツーリストインフォメーションも行けず現地人からの情報だけで旅をした。イスラムと貧困の国。母国日本を考えた。

◆スペインに戻りマラガで最大のピンチ、人生最大の下痢に襲われた。正露丸の効果も薄く下痢が完治するまで2週間、イタリアまで続いた。原因は、食中毒か暴食かモロッコか未だ不明である。

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